【知識Q&A】就業ビザについて
Q:就業ビザの取得が難しくなっていると聞いたのですが?
A:ご存知の通り、日本人が上海で働くためには「就業ビザ」(Zビザ)の取得が不可欠です。就業ビザの取得には、
①健康診断(病院指定)
②外国人就業許可証取得。
③ビザ取得の段階的な手続きが必要です。
詳細については、実際に手続きを開始する直前に、手続き機関に確認します。
せっかく就職先が決まっても就業ビザが取得できなければ、正式に働くことができません。就職先が決まっていることのほか、一定の職務経験や専門知識などの条件をクリアし、それを証明できることが必要です。
就業ビザの取得が難しくなっているというお話しですが、申請条件については大きな変更は見られません。但し、感覚として審査が厳格になっているという雰囲気は感じられます。
近年では、現地の健康診断でいきなり不合格となるケースが見受けられます。また、申請者が高齢の場合には、所定の提出書類のほか、別途、採用企業の採用理由書の提出を求められるケースも発生しています。
ほとんどの日系企業では人事や総務の担当者がビザ取得手続きをサポートしてくれるので安心ですが、初めて日本人を現地採用する企業に入社する場合には、ご本人も十分に理解しながら手続きを進めるようにして下さい。